2019年12月3日(火)に開催したCOIワークショップは盛況のうちに終了いたしました。
ご来場の皆さま、誠に有り難うございました。
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[終了]2019年12月3日(火)
東京大学COI-サテライト ワークショップ
エネルギーシステムにおけるイノベーション
-世界的な潮流である脱炭素化への展望-
再生可能電源、特に太陽光発電の大量導入に伴い、電力システム、ひいてはエネルギーシステム全体に大きな変革の波が押し寄せている。既に九州電力管内をはじめとして太陽光発電の出力抑制も行われている。一方、世界的にみても、中東産油国やアフリカ諸国も含め、脱炭素化に向かう動きが加速しつつある。エネルギーシステムの低炭素化と脱炭素化は本質的に異なるものであり、脱炭素化を可能とする技術、経済面の障壁は極めて高い。
本ワークショップでは、エネルギーシステムにおけるいくつかの有望なイノベーションを展望すると共に、再生可能電源大量導入時代の電力系統の安定化に資する方策を検討する。また、今回は公共交通分野の専門家もお招きし、エネルギーとモビリティの共進化により、両分野の問題を解決する新たな方策を提言する。
- 日時:2019年12月3日(火) 13:00 ~16:45
- 会場:学士会館 202号室
- 主催:東京大学 COI(Center of Innovation)サテライト
- 共催:国立研究開発法人 科学技術振興機構 低炭素社会戦略センター(JST/LCS)
- 定員:100名
- 参加費:無料
開催概要はこちらです。
プログラム
13:00-13:05
開会挨拶
石原 晋也 (九州大学 持続的共進化地域創成拠点 プロジェクトリーダー)
13:05-13:10
ビジョナリーリーダー挨拶
佐藤 順一(COIプログラムビジョン3 ビジョナリーリーダー)
13:10-13:30
趣旨説明
松橋 隆治 (COI-S 研究リーダー/東京大学工学系研究科教授)
13:30-14:00
EV を介したモビリティサービスと電力アンシラリーサービスの連携可能性
有吉 亮(横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院 特任准教授)
14:05-14:35
家電製品を用いた電力のインバランス補償システムの実証実験
榎原 友樹(株式会社E-konzal 代表取締役)
14:40-15:10
電気と水素のコプロダクションシステムの可能性
吉岡 剛 (東京大学工学系研究科特任研究員)
15:15-15:45
燃料電池を用いた電力システムのインバランス補償システムのモデル分析
越智 雄輝 (株式会社E-konzal 研究員)
休憩(15:50~16:05)
16:05-16:45
まとめと討論
松橋 隆治 (COI-S 研究リーダー/東京大学工学系研究科教授)
16:45
閉会挨拶
松橋隆治
「エネルギー研究クラスター」発足シンポジウム
2019年2月28日(木)に開催される「エネルギー研究クラスター」発足シンポジウムに教授の松橋が登壇いたします。
趣旨
東京大学のエネルギー関係の研究者は、これまで、学内の多くの組織にまたがってそれぞれの活動を行っておりましたが、それらの研究者同士をつなぐものとして、新たに、大学院工学系研究科が中心となって、クラスターという仕組みを立ち上げました。ここでは、単独のディシプリンで扱うのは難しいエネルギー分野において、既存の専攻や組織を越えた研究者の活発な交流を促し、より優れた研究成果の創出につなげたいと存じます。また、そのような研究活動においては、エネルギー関連の企業の方々にもご参加いただき、エネルギー研究の課題についてじっくりと議論することができればと思います。
参加申し込み
2019年2月22日(金)正午までに、こちら(cerpo.t@gs.mail.u-tokyo.ac.jp)のEメールアドレスにお申し込みください。
件名を”「エネルギー研究クラスター」発足シンポジウム 申し込み”として、氏名、ふりがな、所属名、職名、Eメールアドレス、懇親会参加の有無をご記載ください。
詳細
2018年12月20日(木)COIワークショップ 開催報告
2018年12月20日(木)に開催したCOIワークショップ「再生可能電源大量導入に伴うエネルギーシステムのイノベーションと電気代そのまま払いの新たな展開」は盛況のうちに終了いたしました。
ご来場の皆さま、誠に有り難うございました。
[終了]2018年12月20日(木)COIワークショップ
再生可能電源大量導入に伴う
エネルギーシステムのイノベーションと
電気代そのまま払いの新たな展開
再生可能電源、特に太陽光発電の大量導入に伴い、電力システム、ひいてはエネルギーシステム全体に大きな変革の波が押し寄せている。本年10月には九州電力管内において太陽光発電の出力抑制もはじまった。
一方で、高瀬らが考案した「電気代そのまま払い」は省エネ、新エネ技術の高度普及のためのファイナンスの仕組みであるが、今やネット上でも数百万のヒットがあるなど大きな話題となっており、更に多くの自治体、事業者からも期待が寄せられている。
そこで、本ワークショップでは、「電気代そのまま払い」の発展と社会実装により、省エネルギー、CO2排出量の低減を進めると共に、再生可能電源大量導入時代の電力系統の安定化に資する方策を検討する。また、今回は公共交通分野の専門家もお招きし、エネルギーとモビリティの共進化により、両分野の問題を解決する新たな方策を提言する。
- 日時:2018年12月20日(木) 13:00 ~16:45
- 会場:学士会館 202号室
- 主催:東京大学 COI(Center of Innovation)サテライト
- 共催:国立研究開発法人 科学技術振興機構 低炭素社会戦略センター(JST/LCS)
- 定員:100名
- 参加費:無料
開催概要はこちらです。
プログラム
13:00-13:05
開会挨拶
石原 晋也 (九州大学 持続的共進化地域創成拠点 プロジェクトリーダー)
13:05-13:10
趣旨説明
松橋 隆治 (COI-S 研究リーダー/東京大学工学系研究科教授)
第一部:
13:10-13:45
節電払い/電気代そのまま払いのこれまでとこれから
高瀬 香絵(東京大学工学系研究科 客員研究員)
13:45:14:20
エネルギー連携型モビリティシステムによる持続可能な都市の実現に向けて
―大都市郊外の移動手段としての小型 EV 活用の未来―
有吉 亮(横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院 特任准教授)
14:20-14:55
電力システムのイノベーションと電気代そのまま払いの相乗作用
松橋 隆治 (COI-S 研究リーダー/東京大学工学系研究科教授)
休憩(14:55~15:15)
第二部:パネル討論
15:15-16:45
パネルセッション・議論(75分)
パネリスト:
環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 地球温暖化対策事業室 棧敷 俊信
株式会社ケーズホールディングス CSR部 髙橋 修
みやまパワーHD 株式会社 東京支店長 滝澤 隆志
株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 段野 孝一郎
一般社団法人集落自立化支援センター 仲埜 公平
16:45
閉会挨拶
松橋隆治