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掲載日:2020/12/01

[終了]
東京大学COI-サテライト ワークショップ
エネルギーシステムにおけるイノベーション
-世界的な潮流である脱炭素化と電力、水素の展望

菅総理の所信表明演説により表明された2050年までの脱炭素社会の実現については、既に77か国が宣言しており、脱炭素社会に向けた世界的なモメンタムは高まっている。一方、日本では、再生可能電源、特に太陽光発電の大量導入に伴い、電力システム、ひいてはエネルギーシステム全体に大きな変革の波が押し寄せている。既に九州電力管内をはじめとして太陽光発電の出力抑制も行われている。エネルギーシステムの低炭素化と脱炭素化は本質的に異なるものであり、脱炭素化を可能とする技術、経済面の障壁は極めて高く、これを実現するには人類の英知を結集する必要がある。
本ワークショップでは、エネルギーシステムにおけるいくつかの有望なイノベーションを展望すると共に、再生可能電源大量導入時代の電力系統の安定化に資する方策を検討する。

  • 日時:2020年12月22日(火)  13:00 ~16:00
  • 会場:オンライン(Zoomウェビナー)
  • 主催:東京大学 COI(Center of Innovation)サテライト
  • 共催:国立研究開発法人 科学技術振興機構 低炭素社会戦略センター(JST/LCS)
  • 定員:100名
  • 参加費:無料

開催概要はこちらです。

プログラム

13:00-13:05
開会挨拶
中村 祐一 (九州大学 持続的共進化地域創成拠点 プロジェクトリーダー)

13:05-13:10
趣旨説明
松橋 隆治 (COI-S 研究リーダー/東京大学大学院工学系研究科教授)

13:10-13:40
水素インフラ配置評価シミュレータの開発
立川 雄也 (九州大学大学院工学研究院機械工学部門 助教)

13:45:14:15
電力小売り事業、電気代そのまま払い、インバランス補償の統合に向けて
榎原 友樹(株式会社E-konzal 代表取締役)

14:20-14:50
脱炭素社会における水素の役割と想定される水素事業モデル
越智 崇充 (デロイト トーマツ コンサルティング合同会社パブリックセクター)

休憩(14:55~15:00)

15:00-15:30
脱炭素社会の実現可能性とそのための技術・制度革新について
松橋 隆治 (COI-S 研究リーダー/東京大学大学院工学系研究科教授)

15:35-16:00
まとめと討論
松橋 隆治 (COI-S 研究リーダー/東京大学大学院工学系研究科 教授)

16:00
閉会挨拶
松橋隆治

掲載日:2020/10/30

松橋教授の講演動画 Lecture video of Prof. Matsuhashi

松橋教授が2020年10月14日、
東京湾岸ゼロエミッションイノベーション協議会
第1回ゼロエミッション活動紹介セミナー(オンライン開催)
にて講演した際の動画が、以下に公開されています。

Following is a lecture video
of an online seminar
held by Tokyo Zero-emission Innovation Bay
on October 14,2020.

https://unit.aist.go.jp/gzr/zero_emission_bay/events.html

掲載日:2019/10/15

[終了]2019年12月3日(火)
東京大学COI-サテライト ワークショップ
エネルギーシステムにおけるイノベーション
-世界的な潮流である脱炭素化への展望-

再生可能電源、特に太陽光発電の大量導入に伴い、電力システム、ひいてはエネルギーシステム全体に大きな変革の波が押し寄せている。既に九州電力管内をはじめとして太陽光発電の出力抑制も行われている。一方、世界的にみても、中東産油国やアフリカ諸国も含め、脱炭素化に向かう動きが加速しつつある。エネルギーシステムの低炭素化と脱炭素化は本質的に異なるものであり、脱炭素化を可能とする技術、経済面の障壁は極めて高い。
本ワークショップでは、エネルギーシステムにおけるいくつかの有望なイノベーションを展望すると共に、再生可能電源大量導入時代の電力系統の安定化に資する方策を検討する。また、今回は公共交通分野の専門家もお招きし、エネルギーとモビリティの共進化により、両分野の問題を解決する新たな方策を提言する。

  • 日時:2019年12月3日(火)  13:00 ~16:45
  • 会場:学士会館 202号室
  • 主催:東京大学 COI(Center of Innovation)サテライト
  • 共催:国立研究開発法人 科学技術振興機構 低炭素社会戦略センター(JST/LCS)
  • 定員:100名
  • 参加費:無料

開催概要はこちらです。

プログラム

13:00-13:05
開会挨拶
石原 晋也 (九州大学 持続的共進化地域創成拠点 プロジェクトリーダー)

13:05-13:10
ビジョナリーリーダー挨拶
佐藤 順一(COIプログラムビジョン3 ビジョナリーリーダー)

13:10-13:30
趣旨説明
松橋 隆治 (COI-S 研究リーダー/東京大学工学系研究科教授)

13:30-14:00
EV を介したモビリティサービスと電力アンシラリーサービスの連携可能性
有吉 亮(横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院 特任准教授)

14:05-14:35
家電製品を用いた電力のインバランス補償システムの実証実験
榎原 友樹(株式会社E-konzal 代表取締役)

14:40-15:10
電気と水素のコプロダクションシステムの可能性
吉岡 剛 (東京大学工学系研究科特任研究員)

15:15-15:45
燃料電池を用いた電力システムのインバランス補償システムのモデル分析
越智 雄輝 (株式会社E-konzal 研究員)

休憩(15:50~16:05)

16:05-16:45
まとめと討論
松橋 隆治 (COI-S 研究リーダー/東京大学工学系研究科教授)

16:45
閉会挨拶
松橋隆治