研究室の指導方針
自主性と自己責任
当研究室は学生の自主性を重んじます。
週一回のゼミへの参加を除いては、学生の皆さんがどこで、いつ研究をするかについては各自の自主性に委ねています。運動会等の活動とうまく両立させて卒業していく学生もいます。
研究テーマも専攻や研究室の方針から外れない範囲で学生の希望を最大限尊重します。学生側から研究テーマについての希望を提示し、学位研究のテーマとしてふさわしいかを指導教員と話し合うというスタイルで研究テーマ決定することも可能です。
この一方で、自由には当然責任が伴います。
過去にも研究のスケジュールや内容を管理されないことに戸惑う学生は多かった。しかし、この自己管理・自己責任の苦しみを乗り越えて素晴らしい論文を残し、人間的にも成長して卒業していく学生が多いのもまた事実です。
当研究室において身につけた自律性、問題解決能力は卒業後のキャリアにおいても大いに役立つことと信じています。
多様な研究の機会
松橋教授は、センター・オブ・イノベーション(COI)のサテライトリーダーとして、エネルギーシステムの改革と豊かな低炭素社会の実現のための制度設計と研究を推進。また、東大と併任で、国立研究開発法人科学技術振興機構 低炭素社会戦略センター(LCS)の研究統括をつとめており、希望する学生は、これら研究プロジェクトの一旦を担う形で研究を進めることも出来ます。
他にも企業との共同研究、海外での研究や学会発表の機会の提供など、意欲ある学生には有意義な研究活動が行えるようバックアップを惜しみません。
他にも、松橋教授は、東大全学で推進している「社会構想マネジメントを先導するグローバルリーダー養成プログラム」(オールラウンドリーディング大学院)のエネルギー部門の企画運営委員をつとめています。エネルギー分野の研究を、他の専攻や研究科と交流を深めながら進めたい学生の参加を期待しています。
ゼミについて
松橋研では週に一度ゼミを行っています。
一回あたり3人程度が進捗状況を発表し、全員で議論します。
教授と一対一で議論したり相談するような場は、定期的には設けていませんが、学生の希望に合わせて随時相談する形式をとっています。
研究室の見学を希望される方へ
研究室配属前の学部生、大学院入試を検討中の方など、当研究室に興味のある方には随時見学を受け付けています。以下までご連絡ください。
電話:03-5841-6736
E-mail:info [at] enesys.t.u-tokyo.ac.jp (please replace [at] with @)